VISON(ヴィソン)とは?
宿泊施設・温浴施設・飲食店・製造販売店・物販店・産直市場・農園などの複合施設で、7月20日(火)にグランドオープン。
エリアはマルシェヴィソン、スウィーツヴィレッジ、アトリエヴィソン、和ヴィソン、サンセバスチャン通り、木育エリア、農場エリア、本草エリア、ホテルエリアの9エリア。何と言っても、ホテルエリアの要塞のような外観が圧巻。
活気のある日替わりマルシェも異世界に来たみたいで、面白いです。食材をその場で買ってバーベキューもできます。
どーでも良いけど、アクアイグニス、イオンタウン、ファーストブラザーズ、ロート製薬の4社の合同会社による共同運営らしいです。
マルシェヴィソン
日本最大級の産直市場「マルシェ ヴィソン」は、ミュシュランガイドパリ一つ星シェフの手島竜司氏が監修したエリアとのこと。お店は深海魚を扱う「第十八甚昇丸」に和歌山県那智勝浦のマグロを扱う「脇口の鮪」、「海女小屋なか川」、活魚の「鈴木水産」があります。
カウンターで薪焼き、炭焼きの肉を食べられる「薪炭炙庵秀」、肉レストランの「竜吟虎嘯」、牧場直営店が運営する松阪牛肉専門店「若竹」、肉屋台「baraque」、BBQ「rue de Terrasse」、地域の生産者が気軽に出店できる「軽トラマルシェ」もあります。
「WARASHIBE たいやきわらしべ」、「覚王山フルーツ大福弁才天」、ねりもの・あげ天の「新兵衛屋」、市場カフェの「マーケテリア」、青果の「マルシェヴィソン」があります。
マルシェヴィソンの外観
この屋根下にずら~っと飲食店やマルシェのお店が立ち並んでいます。
マルシェヴィソンにある自動運転のゴミ回収車
スイーツヴィレッジ
世界的に有名なパティシエの辻口博啓氏が手がけるパティスリー「Confiture H」、ベーカリー「Mariage de Farine」があります。祝日はカフェが、すごく混みあっていましたので、待ち時間が発生することは必至。
最高の完熟素材を提供できるようにカカオ園と苺ハウスも作る予定とのことです。
アトリエヴィソン
「猿田彦珈琲伊勢国多気店」、キッチンミュージアムの「KATACHI museum/museum shop」、ギャラリーショップの「Gallery uhaku」、陶芸の「STUDIO672」があります。猿田彦珈琲は東海初出店だけあって、行列がすごいです。
和ヴィソン
「うなぎ四代目菊川」、すきやきの「スギモト」、海苔、三重物産の「のりもも」、「嬉野とうふのせ」、「クリンスイハウス」、蕎麦の「伊勢翁」、伊勢たくあん・漬物の「林商店」、お米をテーマにした「豊農米蔵produced by AKOMEYA TOKYO」。
お茶と器の「HAPPA STAND」、かつお節蔵の「削節本舗伊勢和」、昆布屋の「奥井海生堂伊勢VISON店」、味噌・味噌蔵の「蔵乃屋」、醤油・醤油蔵の「伊勢醤油本舗」、みりん・みりん蔵の「美醂VIRIN de ISE」、お酢・酢蔵の「MIKURA Vinegary」、期間限定のフードコート「ダイニングホール和ヴィソン」があります。
伊勢醤油本舗外観
大豆をモチーフにした窓ガラスが何ともオシャレです。中で伊勢うどんの焼うどんが食べられます。
期間限定のフードコート
魚介系、肉系など色んなお店はありますが、クオリティーは常設のお店より劣ってしまうのかなーと個人的には思います。あとは飲食スペースがあまり無いので、席を確保してから注文することをおススメします。
サンセバスチャン通り
スペイン・サンセバスチャン市にちなんで名づけられたとのことで、そこで人気のあるバルの3店舗、「Zazpi(サスピ)」、「Casa Urola(カーサウローラ)」 ARATZ(アラッツ)が日本初出店。
ここは比較的空いていたので、ゆっくり食べたい方は狙い目。
木育エリア
木や森をテーマにした体験・体感型施設「kiond」がオープン。木材から家具やアート作品を作るワークショップや焚火起こしなどが体験できる森のアクティビティ。
国産杉や尾鷲ヒノキを使用したプレイグラウンド、木や森、アウトドアの専門書や絵本が自由に読めるライブラリーカフェなどが併設。
農園エリア
「これからの農業にエールを与える」をコンセプトに、キューピーがタッグを組んでいる農園とレストランの「nouniyell」があります。毎日農園で採れた野菜を使用し、地産地消で有名なイタリアンシェフ奥田政行氏が監修しているとのことです。
本草エリア
現代の技術で研究し直した本草学を活用した温浴施設とのこと。季節の薬草を使った様々な効能の薬草湯が楽しめるとのことで、風呂上がりのお客さんに向けたオリジナルドリンクを提供するカフェ、お土産ショップ、ハーバリストによるワークショップ、「ミネラルミスト浴 Le Furo」、そして、日本一予約が取れない「笠庵 賛否両論」も入っています。本草湯は夏の暑い時期ということもあり、空いていたのでゆっくり寛ぎたい方にはオススメ。
ホテルエリア
ホテルエリアは3つの宿泊施設があり、異なるコンセプトのホテルがあるので、自分のスタイルに合ったホテルを選べます。
・「ヴィソン ホテルズ」・・・全室雄大な自然の眺めを楽しめるホテルタイプで、殆どの客室で室内と同じ面積のプライベートテラスを設置。
・「ホテルヴィソン」・・・プライベートなテラスではテラスディナー「戸建て隠れ家」をテーマとしたプライベートヴィラを持つ。
・「旅籠ヴィソン」・・・日本の伝統的な「風流」を感じる柱(はしら)と梁(はり)の軸組による日本の伝統的な工法である「木造軸組工法」により建築したそうです。世界中の観光客に日本の誇る「風流」を体験してもらえるように窓際など細かいディテールにこだわったそうで、値段もここが一番お手頃だそうです。
VISONの概要
○営業時間
営業時間は各店舗ごとに異なるので、予め調べして行くことをおススメします。
・本草湯:6時から24時
・飲食店:最長で22時まで営業(店舗によって異なります)
・マルシェ:9時から順次オープン。
●所在地
三重県多気町ヴィソン672番1
□アクセス
- 電車/名古屋駅から松阪駅まで約1.5時間、松阪駅から車で30分 大阪難波駅から松阪駅まで約2時間、松阪駅から車で30分
- 車/大阪・京都方面から約2時間(新名神高速道路経由) (ルート)名神高速道路→草津JCT→名神高速道路→亀山JCT→伊勢自動車道→勢和多気JCT→勢和多気IC 名古屋方面から約1.5時間 (ルート)東名阪自動車道→伊勢関IC→伊勢自動車道→勢和多気JCT→勢和多気IC 熊野方面から約1時間15分 (ルート)熊野尾鷲道路→尾鷲北IC→紀勢自動車道→勢和多気IC 伊勢方面から約15分 (ルート)伊勢自動車道→多気ヴィソンSIC直結
- 飛行機/ <中部国際空港から> 車で約2時間 電車で松阪まで約2.5時間、松阪駅から車で約30分 <関西国際空港から> 車で約3時間 電車で松阪まで約3時間、松阪駅から車で約30分
■駐車場情報
駐車場は有料です。下記の料金表を参照ください。
《駐車料金》終日 60分/200円、24時間最大1,000円《サービス料金》1店舗あたり1,000円以上の買い物で1時間無料、2,000円以上で2時間無料、3,000円以上で6時間無料。
※本草湯利用の場合は1,000円未満でも1時間無料※ホテル宿泊の場合、駐車料金はかかりません
最後に
7月20日にグランドオープンを迎え、筆者は4連休初日の7月22日に行きましたが、物凄い人と車で大渋滞。飲食店も長蛇の列で長時間の待ち時間必至ですので時間にゆとりを持って行くことをおススメします。
マルシェは活気があって、取れたての新鮮野菜、魚介、精肉が並びんでいてバーベキュー台を借りればその場で食べることもできます。精肉もめっちゃ美味そうでした。
あとはテイクアウトできるお店も結構あるので食べ歩きもおススメです。テイクアウトならそんなに待ち時間も無いのかなーと思います。
料理屋、カフェ、スイーツ屋、お土産やアウトドア用品が買えるショッピングエリアやお風呂もあるので、老若男女楽しめるのかなーとは思います。
ただ、結構敷地が広いので高齢者やお子さん連れの方はカフェなどで休憩を挟んだほうが良いかなと思います。
コロナも落ち着いて、まだまだしばらくは人気が続くのかなと思います。
帰りですが、車で園内を出るまでに40分かかりました。重ね重ね言いますが、時間にゆとりを持って行くことをおススメします。
コメント